*王子と冴えないプリンセス*



ガラッ…!!

「何をやってる!やめなさい!」

そう言って入ってきたのは、体育の先生。

「離せよっ!俺に触んなっ!!」

ひーくんはそう抵抗するけど、体育の先生に無理やり引っ張られていった。


「……ふっ……う…ぅえ…ぇっ」

涙が、溢れた。

今まで、固かった身体がほぐれていくような感覚。

あたしは、助かったんだ…。

すると、保健室の女の先生が、あたしにゆっくり近づいた。

「大瀬戸さん…もう大丈夫よ…とりあえず、保健室にいきましょう」

そう言って、あたしは保健室に向かった。