*王子と冴えないプリンセス*



「だけど、仁菜は優しいよね…俺の知ってる女の中で、一番優しくて、一番純粋だよ…それに、仁菜は俺の全てが好きって感じだよね…他の女は顔だけみたいだけど」

プチ…

1つずつ外されるボタン。

「や…やめて」

「だからこそ、汚したくなるんだよね、仁菜のこと。これからする事を想像すると、ほんとにゾクゾクするよ…」

そういうと、ひーくんの顔が、ゆっくりとあたしの顔に近づいてきた。

き、キスされる…!!


あたしは、残っていた力を振り絞って


ドンッ…


ひーくんを、突き飛ばした。