*王子と冴えないプリンセス*



頼んだカフェオレと、ミックスジュースを待っている間

あたしはつい、聞いてしまった。

「さっき…なんで待ってて、なんていったの?」

「あ、あぁ…それは」

すこしモジモジしながらいうひーくん。

好きな人にあげるため?

よけいに怪しいよ…

そう思っていると…

「これ……っ」

目の前に突き出された、白い袋。

……?

ガサガサ…っ

あたしは、その袋を、開けた。