*王子と冴えないプリンセス*


もう一つ寄りたいとこ。

そう言われてやってきたのは。

あたしが見とれてしまったブレスレットがおいてあるジュエリーショップ。

ひーくん、こんなの買う人だっけ…?

何故か待ってて、と言い残してひーくんは中に入ってしまったし。

「…遅いなあ」

気づけば、そう呟いていた。

だって、一人じゃつまんないし。

また、他の誰かにプレゼント渡すんじゃないかって、思ってしまった。

さっきは、好きな人いると思った?なんていったけど、ただからかわれただけかもだし…

やっぱり、考えちゃう。

すると

「ごめん!遅くなった」

といいながらひーくんが出てきた。

「少しお茶しよ」

そういわれ、あたし達はデパートの中にある喫茶店に入った。