*王子と冴えないプリンセス*



放課後。

あたしは瑠海ちゃんと話していた。

その時、ひーくんがあたしのクラスに入ってきた。

「仁菜!行こう…って、ごめん、お邪魔だったかな?」

「あっ…違うよ!ちょっと話してただけ!この子が、瑠海ちゃんってゆうの!」

「ああ…この子かあ!丘道さんだよね?」

「…はい」

瑠海ちゃん…どうしたんだろ。

なんだか暗い…?

だけど、瑠海ちゃんも男の子苦手だから、緊張してるんだよね!

「仁菜からいつも話は聞いてるんだ。いい友達なんだって」

うう…本人の前で言われるとなんだか照れる…。

「そうだったんだ…嬉しい。あたしも仁菜ちゃんから聞いてます。神咲君、ですよね?」

少し笑った瑠海ちゃん。

「そうだよ…てか、敬語使わなくてもいいよ?かたくるしいし」