*王子と冴えないプリンセス*



苦しい嘘だと、自分でも思う。

それでも、神咲君が傷つかないなら、嘘でも良いの。


あたし、なんでこんなに神咲君の為に…

分からないけど、いいや。


「どういたしまして!」

そういって、あたしは神咲君に微笑んだ。

あたし…こんなに男子に笑ったの、本当に初めてかも…