*王子と冴えないプリンセス*



「大瀬戸さん…なんでそこまでしてくれるの?」


「えっ…」

つい、言葉に詰まる。


「神咲君、困ってるから…それに、転校早々、こんなことされたら、あたしも嫌だし…」

理由になってない気がする…

自分でいいながら、なんといえばいいかわからなくて焦ってしまう。


「え…と、あたしが、好きでやってるだけだから、気にしないで…ほしいな」

なんだか恥ずかしくなる。


「そんなことより…早く探そう…っ」

あたし…なんでこんな


ドキドキしてるんだろう…