*王子と冴えないプリンセス*



「でも…もしかしたら…隠されてるだけかもしれないし…一緒に探そう?」

ほっとけなかった。

いくら男子でも、困ってるなら、そんなの関係ない。


「ありがとう…」

神咲君は、そういうと、少し照れくさそうに笑った。


あたしは、またドキッとしながら

「とりあえず…裏庭見に行こう?」

背を向けて、そういった。



神咲君に、あたしの表情、見られたくなかったから…。