*王子と冴えないプリンセス*



えっ…あたしの、隣…

正直、ドキドキもするけど、嫌だった。


だって、男の子だから。


休み時間になると、派手な女の子達が神咲君に話しかけていた。

「ねーえ、前はどこにすんでたのー?」

「えっ…と、東京…」

「うそーっ!東京!?あたし1回行ってみたいんだー」

「あたしもー!」


それから、神咲君は、少しオドオドしながらみんなの質問に答えた。