*王子と冴えないプリンセス*




「そんなの…勝手に決めないで」


そう言った瞬間、喉の奥がツンとした。


これ以上なにか喋ったら、涙が出そうになった。



だけど、そんな言葉さえも、



君には届かない。


「なんだよそれ。お前にとって嬉しいことなんじゃねーの?俺から解放されんだから」