*王子と冴えないプリンセス*



ひぇっ!!


こっちにくる!!


「あ」

どこに隠れようか焦っていると、目が合った。

目を見開いて驚く本城さん。

「あ、あのっ…覗いてた訳じゃっ…」

グイッと腕をつかまれる。

「ちょっと来い」

「へっ…!?」



その瞬間

ドキッ

とした。


きっと、気のせい…

あたしは、本城さんに連れられるまま、校舎裏を後にした。