*王子と冴えないプリンセス*



西田木さんの力強い目で睨みつけられる。

ここで、「違う」なんていえば、きっとこのあとなにかされるに決まってる…


と、思ったその時…



「じゃあ、俺も手伝う」


本城さんの、声が聞こえた。