現実は、うまくいかないことばっかりだ。


学校とか、全然楽しくない。


「はぁ…」

昼休み。
あたしは教室の隅にある自分の机で小さなため息を吐いた。


大瀬戸 仁菜(おおせと にな)


高校1年生。


さっそく、青春が終わりを告げようとしています。