「あ、あの鈴木先輩!、これ食べて下さい!」

涼太と花が校門をでる直前、一人の小柄な少女が涼太に声をかけた。

花は面白いものを見るかのように、ヒューと口笛をふく。

涼太は肩をすくめて、少女に近づいた。