「もしもし、碧?」
『あ、美波ちゃん!?』
「…え、琳ちゃん!?…おっと、」
碧かと思って電話に出たら、予想外の人物で驚きすぎてこけそうになった。
琳ちゃんというのは、碧のお姉ちゃんの
藤川琳 ‐ ふじかわりん。
琳ちゃんはお兄ちゃんと同じ年で、小学生の頃から琳ちゃんと遊んだりしてたから、すごく仲が良い。
でも、琳ちゃんとメールはするけど、電話番号も知らないし、最近は全く交流がなかった。
『あの、美波ちゃん!あのね、!碧がっ、碧がねっ、…………』
「……え…?」
『今、病院にいるから!〇△病院!!』
「…わ、わかった…。今から…今から行くね!」
琳ちゃんの言葉をまだ信じることは出来ないけど、自転車に乗ると無我夢中で自転車を漕いで、言われた病院に向かう。
「真穂、ごめん!また後で連絡する!」
そう真穂に告げて。
琳ちゃんに言われたこと…
〝 事故にあったの。〟

