タカラモノ ~同じ空の下で~



「…うぇーんっ、……なつき、せんぱぁーい……ありがどうございますぅー…」



菜月先輩のところまで行って、菜月先輩に抱きつく。



「もぉ〜よしよし。美波ってほんと泣き虫だよね〜。」


「…うぅ〜……うぇーんっ…」



よしよしって頭を撫でてくれる先輩。


菜月先輩の隣にも先輩がいて、みんな本当に優しい先輩ばかりで…


心の底から、バドミントン部に入って良かったって思ってる。


部活はもうしないって思っていたけど、碧が頑張るからあたしも続けて頑張ろうって思ったんだよね。


こんなにいい先輩達に出会えたのも、碧のおかげなのかな…


ずっと碧のことしか考えてないあたしは、すべて碧とくっつけて物事を考えてしまう。



今日はクリスマスイブ…


まだ今日が誕生日なわけじゃないけど、本当に最高の誕生日になった。



…あたしの誕生日が明日ということは、あたしはクリスマスが誕生日なの。


それはあたしだけじゃなくて、あたしの大切な人もなんだけどね?