碧のこういう所も、だいすき。


いつの間にか買ってるなんて…どんだけかっこいいんだよっ!


昔はこんなことしなかったくせに、会っていなかった少しの間に、何があったんだろ。



「ありがとう!あたしは碧と居られるだけで楽しめてるから〜。」


「じゃあ、このストラップな。」


「んふ、ありがと〜う。」



嬉しすぎて顔が緩んでしまい、おまけに〝 んふ 〟なんて言ってしまった。


このストラップ、カバンにつけよう。


ストラップのお揃いって初めてだったから、カバンにつけたいってずっと思っていたけど、出来なかったんだよね。


やっとカバンにつけれる〜。


学校でも、1人じゃない。

碧がいるんだ、って思いたかったから。


あたしって、どんだけ不安なんだよ。って話だよね。


でも、それくらい碧のことが好きで好きでたまらないんだよね…