あたしと碧は、2人で少しだけ見つめ合うと、少しだけ笑いあって神父さんの方を向いた。
ここまで歩いてくる時、空海を見ると、本当に笑顔であたし達を眺めてた。
今日は空海もピンク色のレースでできているドレスを着て、髪の毛もセットして、少しだけお化粧もして、それだけでもルンルンなんだよね。
「新郎、藤川碧。あなたは、ここに居る美波を病める時も健やかなる時も、富める時も貧しき時も、妻として愛し、敬い、慈しむことを誓いますか?」
「はい…誓います。」
「新婦、美波。あなたは、ここに居る碧を病める時も健やかなる時も、富める時も貧しき時も、夫として愛し、敬い、慈しむことを誓いますか?」
「…はいっ。誓います…。」
「では、誓いのキスを。」
夢だった誓いの言葉が終わった。
そして、あたしと碧は向かい合う…
ウェディングドレスのベールを、碧が掴んであたしの顔の前からベールがなくなる。

