タカラモノ ~同じ空の下で~



「空海ちゃん、もうママのとこに行きたいって…眠いのかな?」



碧は、空海の言葉には触れずにあたしにそう言ってきた。


まだ元気な空海だけど…


確かに目がトロンっとなっていて、すごく眠そうな顔をしてる。



「空海、眠いの?抱っこしようか。」


「あ…俺、荷物持つよ。」


「え、悪いよ。」


「いいから。あ、それとも俺が空海ちゃん抱っこしようか?」


「空海、お兄ちゃんがいい!」


「じゃ…じゃあ、お願いします。ごめんね?」


「全然いいよ。俺、空海ちゃんのこと好きだしな。家まで連れて帰るから寝ていいぞ。」



家の方に向かって2人で並びながら歩く…あたしと碧。


空海は碧に抱っこされてすぐに寝ちゃった。


もう夕方…たくさん遊んだし疲れちゃったのかな?


疲れちゃったよね。


碧と遊ぶのが楽しくて、本当に笑顔でいっぱい遊んでたもん。