タカラモノ ~同じ空の下で~



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もう、また今日も朝バタバタしてしまって、急いで準備を終わらせた。



「空海、急ぐよ〜!」



まだ少しだけ眠そうな空海を引っ張って、バスが来るところまで急ぐ。


もう、間に合わないから…


しょうがない、抱っこしよう。


空海は標準の体重よりも軽めだから、抱っこしても少しならまだ平気。



「よいしょっ。走るよ〜!」


「わぁ〜!あはははっ。」



抱っこされて、あたしは走ってるから、乗り物に乗ってる気分なのかな?


楽しそうにキャッキャと笑ってる。


そしてギリギリ間に合って、ご機嫌な空海にバイバイをしてから家に帰る。


今日は休みだから、ゆっくりしよう…


眠たいし、1日中寝ててもいいかも。


そんなことを考えながら家に帰っていると、家の前に誰か男の人が立ってる。