タカラモノ ~同じ空の下で~




そして、試合が始まる。


空海とあたしは、真剣に試合を見て、激しく喜んだり悲しんだりする。


試合中に空海が話しかけてくることはあまりないんだよね。


空海も集中して、試合を見てるからかな?


そんなことを考えながら、試合を見ていると…


こちらに、どんどんどんどんボールが近付いてくる。


打席が碧になり、碧がピッチャーが投げたボールを打ったかと思えば…今、この状態。


そして、あたしは飛んできたボールをキャッチした。



「ママ、すごーい!」



そう、あたしは碧が打ったホームランのボールをキャッチしたの。


周りの人はあたしの方を見て拍手してくれていて、碧達選手は満塁だったために4点も一気に入って喜んでる。