タカラモノ ~同じ空の下で~




こんな風にあたしの誕生日が明日って、しっかりと覚えてくれてる成長とか、本当に嬉しく感じる。


赤ちゃんの時、本当に可愛くて可愛いくて、育てるのは大変だけど大きくならずにそのままでいて欲しかった。


でも、子供って不思議で…


何歳になっても可愛く思えるんだと思う。


空海が、14歳とかになって反抗期が来て、あたしに口答えしたり暴言吐く日が来ても、あたしは空海のことを可愛く思ってるんだろうな…



「じゃあ、そろそろ夜ご飯作ろうか!お手伝いしてくれる人〜?」


「はぁーい!!おてつだいする〜っ。」


「よしっ!じゃあ、まずお肉焼こっか。」



碧のことを空海に話すことが出来て、少し体が軽くなった。


やっぱり空海に何も話さないのは、本当に辛かったから…


パパの名前も教えてないし、藤川碧選手がパパだとも言ってない。


まだまだ全部話したわけじゃないけれど、空海がパパっていう存在を知れたことがあたしは嬉しかったんだ。