タカラモノ ~同じ空の下で~




「パパ、カッコイイ〜!」


「でしょ〜?空海のパパなんだから。」



藤川碧選手とか何にも言わず、満面の笑みでそう言ってくれたから安心した。


パパの存在を明らかにして、少し空海が元気になった気がする。


そして、少しだけだけど…あたしと空海の距離が近くなったような気がする。



「ママは、パパのことまだすき?」


「…え?」


「このネックレスのゆびわ、ママとおんなじのでしょー?」



そう言われて、自分の首元にあるネックレスに目を向ける。


やっぱり、空海はあたしのことをしっかり見てくれている。


指輪…


何かあったら握り締めて、元気を貰うのが癖になってた。


お揃いって分かるなんて、4歳児の観察力恐るべしっ!って感じだ…