卒業はして、専門学校には通わなかったけれど、しっかりと就職も出来てる。
あとは、空海を幸せにすること…
お父さんがいないから幸せじゃないっていうわけじゃないけど、やっぱり他の人にはいて…自分にはいないっていうのはいつかは疑問に思うと思うんだよね。
でも、お母さんだけでも、幸せだって思えるように不自由なく空海を育てていこうと思ってる。
今は、空海に「ママの子供でよかった。」って言われることがあたしの目標。
大変なこともこれからいっぱいあると思う。
でも、今までもたくさん困難はあったんだもん…乗り越えられるよね。
碧は隣にいないけど、同じ空の下にいるんだもん。
それに、あたしには空海がいる。
こんな風に毎年毎年、空海の誕生日にはいろんなことを考えさせられるんだ。
空海にはママがいる…それを空海には忘れないで欲しいな。
そんなことを空海の可愛い寝顔を見ながら、思っていた。