「はぁ〜、気持ち良かった!」


「疲れた日の後のお風呂って気持ち……え、ちょっと!碧、洋服くらい着てよ…っ。」



先にお風呂に入ったあたしは、ベッドに座ってテレビを見ていて。


お風呂から上がってきた碧の方を何気なく振り向くと、下着しか着てない碧が立っていてびっくりした。


綺麗に割れた腹筋と、胸筋もあって、髪の毛から垂れてくる水滴が肌に落ちて、すごい輝いて見える。


目の前にいるんじゃなくて、まるで何かのCMみたい。


それくらいカッコ良い……



「なんだよ、照れてんの?」


「い、いや、照れてなんかないけど…」



何も洋服を着ないまま、あたしの隣に座った碧。


あからさまに顔が真っ赤っかなのに、否定したって信じれないよね…?