タカラモノ ~同じ空の下で~




「も〜!男の子だったらどうすんのー?」



碧の言葉に泣きそうになって、顔が熱くなってるのを隠すようにして、こんなことを言った。


夜で良かった…


昼間とかだったら、すぐに顔が赤いのバレちゃって馬鹿にされちゃってたもん。



「あ、男だったらのこと考えて無かった〜。」


「え〜。じゃあ、男の子だったらあたしが名前決めよっーっと!何がいいかな〜?うーん……」



男の子だったら…


やっぱり、あたしと碧といえば…



「蒼に空って書いて、蒼空くんとかっ!」



蒼空 - そらくん。


やっぱりあたし達2人にとって、空はかけがえのないもので、タカラモノだから。


子供は、それ以上に大切なタカラモノだから、空っていうのはつけたかったんだ。


由来は、碧と同じようになっちゃうけど…



「とても広くて大きな空のように、蒼く綺麗な澄んだ心を持って欲しいっていう意味で。」