タカラモノ ~同じ空の下で~



あと、今日あたしがプレゼントとした黒色の時計。


髪の毛は少しだけ巻いてみて、メイクも少しだけだけどしてみたんだ。


碧も、引退してから伸ばしてる髪の毛をワックスでおしゃれにしてる。


坊主じゃない碧なんて新鮮だな〜。



「美波、可愛いな。」


「…え?!いきなりどうしちゃったの?」



電車に乗って座り込んだと思ったら、突然碧がそんなこと言い出すからびっくりした。


そんなこと、いつもは照れてあんまり言わないのに。


電話では言ってくれても、いつも直接は言ってくれないんだよね。



「いや別にー。」


「なにそれ〜!碧も、坊主じゃない碧なんて小学生ぶりだけど似合っててカッコ良いよっ。」


「俺、何でも似合うからな。」


「またそうやって調子乗るー。」