だからといって、監督はずっと見ているだけというわけではない。
しっかりと俺達のことを見て、その人が出来ていなくて、その出来ていないのを気付いてない時はしっかりと的確なアドバイスをしてくれる。
そんな監督だから、甲子園出場常連校になったんだ。
選手が良いんじゃないのか?ってよく言われるらしいんだけど、そうではないってテレビで見た。
中学校ではスタメンに選ばれず1番下手だったある少年がいて、下手だけど野球のことは誰よりも好きだったため高校でも野球を続けた。
甲子園出場常連校の野球部だったけど、頑張ろうと思いその少年は野球部に入った。
毎日毎日置いていかれる日々で嫌になりそうな時もあったけど、少年なりに練習を積み重ねた。
監督のアドバイスを貰い、時には練習にも付き合ってもらい、努力した。
すると、3年後の甲子園にその少年は出場したのだ。
その時監督は、
「俺の実力なんかじゃない、努力すれば何事も叶う。」
と言った。
そんなこともあり、監督はとても有名で、とても注目されている。