そこで僕はすぐにこの高校を受けようと決めたんだ。


この時から僕の頭の中は美波先輩ばかりだった。


そして受験して、受かって、入学式。


美波先輩を入場する時に探すと、やっぱり美波先輩だけ輝いて見えてすぐに見つかった。


美波先輩は3年生の先輩だったんだ。


入学してたくさんの友達が出来て、本当に充実したした日々を送ろうとしてた。


美波先輩へは少しずつアプローチしていけば、いいかなんて考えてた。


すると、周りの男子達はほぼ皆が美波先輩の虜になっていて、2年の先輩も狙ってる人多いって聞いて。


3年の男子も狙っていると聞いた時、負けないようにとすぐに告白を実行したんだ。


噂通り、優しい断わり方で、もっと美波先輩のことを好きになってしまったんだ。


よく聞くと、美波先輩は入学した時から同じ学年はもちろん、他の学年にもモテモテで…


他校からもモテモテらしい。


その人達に負けないように、僕はオープンスクールの時から好きなんだって強く思って、たくさん美波先輩にアピールするようにした。


そしたら美波先輩は僕の名前を覚えてくれて、あの可愛い声で「多田くん」って呼んでくれるようになった。