そう涼花に言われて、また女子高生達の会話に聞き耳を立てる。
「あおい〜とか言ってあの体に抱きつきたいよね。」
「も〜なんだよ〜とか言って、あの可愛い笑顔で微笑んで欲しい!」
「あの笑顔はもうやばい…。殺人級だもん。」
「うん。あんなイケメンに彼女がいないわけないよ。」
「いなかったらもうみんな狙うよね〜。あ、てか、そういえば!何かで回ってきたんだけど…」
「ん?なになに?」
「これこれ。藤川選手ね、チェーンに指輪を通したネックレスしてんの。」
「あ、ほんとだ〜。もしかして彼女とペアリングみたいな?」
「そうっ!ビンゴ〜!誰かがドアップにして見たら、あおい&みなみって英語で彫ってあったんだって。絶対彼女いるね、これは。」
「はぁ〜。絶対いるね。」
会話を聞いて、胸元にある指輪を反射的に掴んだ。
これは絶対に碧の話じゃん…
まさかあたし達の指輪をアップにして、アップにして、解析した人がいたなんて。
結構ちっちゃな文字なのに、よく読めたな…
どんだけ碧のファンなのよ〜。
ファンがいてくれるのは嬉しいけれど、やっぱり複雑な気分になってしまう。

