オムライス食べるのに結構時間かかったから、随分と待たせてしまっただろうな…
でも、碧の来る時間も早かったから、デートする時間はまだまだたくさんある。
「相変わらず祐樹先輩面白いな。」
「え〜?もっとしっかりして欲しいんだけどな。」
もっと大人でクールなお兄ちゃんが良かったな〜なんて思うもん。
そんなお兄ちゃんなんて、想像出来ないんだけどね。
「祐樹先輩はあれだから、祐樹先輩なんだろ〜?どこ行っても好かれる先輩は本当羨ましいな。」
「あ〜確かに。この前なんか温泉で会ったお爺さんと仲良くなってたし。すぐ色んな人と仲良くなれるもんね。」
お父さん以外の家族で温泉に行った時、1人で男湯に入ったはずなのに、出てきたらお爺さんと仲良さげに2人でいたんだもん。
本当にあの時はびっくりした。
でも確かに色んな人から好かれてるお兄ちゃんは羨ましいなって思う。
…てか、あたし達は今どこに向かってるのかな?
碧が歩いてる方向に付いていって、右に曲がれば右に曲がったりして、何も考えずに付いて来てたけど…

