どうしよう…
でも、ちゃんと笑って喜ばなきゃ、碧が悲しんじゃうよね。
だから笑顔を作って笑いかけようとした時、碧が吹き出して、お腹を抱えながら笑い出した。
…え?なんでそんなに笑ってるの?
「ふはははっ!美波、ごめんな。からかって。そのチョコレート開けてみて?」
「…開けるの?」
いきなり笑い出したかと思ったらこう言ってきた。
あたしは碧に言われた通りに開けると、やっぱり銀紙に包まれたチョコレートが入ってる。
「ん?普通のチョコレートじゃん………わ!!これっ!!嘘でしょ!?」
「喜んでくれた??」
喜ぶに決まってる!
箱を開けて、出てきたものは普通のチョコレートだったけれど、その上に何か紙のようなものが乗って出てきたの。
それをよく見たら……ディズニーランドのチケットで、思わず嬉しすぎて叫んでしまった。
喜んでくれた?ってあたしに向かって、とっても笑顔で問いかけてくる碧。
こういう部分にキュンとしてしまって、可愛いなぁって思っちゃう。
「ありがとう!ありがとう!喜ぶに決まってるじゃんっ!」
「良かった…たくさん我慢させてるだろうし、心配もたくさんかけてるしな。これくらいしないと!」

