「あぁーもぅ。それ、契約違反だよー。 アノ世界では確かにあなたは神だけど、 現実世界ではあなたはもういないの。」 「・・・・・。」 「もぅ。現実世界で勝手なことやってくれちゃうと、超、困るんだよねー。 この世界で、勝手なことやっていいのは私だけなんだよー。」 ぷくぅーと頬を膨らませ怒る姿は、本当に可愛らしく、今 まで緊迫していた空気が一気にふっとんだ。 クルクルと表情の変わるその少女を見ているうちに、ヤツはどこかへ消えていた。