木陰にいた、数人の生徒の姿はもうどこにもなかった
ふと、目を逸らした先には正門があって先生が立ってるのがわかった
向こうから走ってくる、白いワイシャツを着た男子生徒はもう遅刻決定だろうな
少し。本当に少しだけ…面白い
私はきっと人の不幸が好きなんだ
でも、まだ全然つまんない
もっともっと私が楽しめる事…ないかな
目線を変えないまま、小さく溜息をつく
「鈴木さん、もう少しで先生来るよ」
『…そう』
委員長の声が後ろから聞こえたけど、一言 返事しただけで振り向きはしなかった
ふと、目を逸らした先には正門があって先生が立ってるのがわかった
向こうから走ってくる、白いワイシャツを着た男子生徒はもう遅刻決定だろうな
少し。本当に少しだけ…面白い
私はきっと人の不幸が好きなんだ
でも、まだ全然つまんない
もっともっと私が楽しめる事…ないかな
目線を変えないまま、小さく溜息をつく
「鈴木さん、もう少しで先生来るよ」
『…そう』
委員長の声が後ろから聞こえたけど、一言 返事しただけで振り向きはしなかった

