そしてようやく、俺達の出番が来た。 緊張は、あまりしない。 けれど、綺咲の視線が気になる。 綺咲の目に俺は、どう映っているのだろうか……? 演奏が始まる。 いつもより、手が動く。 身体が勝手に動いて、気持ちが良かった。