あまりにもその横顔がきれいで、思わず見とれてしまう。
それに考えてみれば、二人きりで何かを食べるなんて初めてだった。
別に一応親子なんだから当たり前のハズなのに、この間のことといい、なんだかママに内緒で悪いことをしているみたい……。
そう思うと、ちょっと気が引けてくる。
それにしても、本当に整った顔してるなぁ……。
スーツ姿もよく似合う。
広い肩幅に、大きな手。
ママはこんな人に毎日……。
……と、危うくイケない妄想に走る寸前で彼と目が合った。
「……ん?何?
オレの顔に何かついてる?」
「あっいや……えっと……その……」
「ん?」
……ヤバい。
何話そう?!
慌てて目を逸らすと、ちょうど彼の食べ掛けのお弁当が目に入った。
頭の中で、パッと電球が光る。
……これだっ!!

