「後悔しない?」 「……。 分かんない。でも、それが一番いい方法だと思ってる」 「……そっか。 分かった。頑張れ、美未」 「うん、ありがとう」 大好きな親友からの励ましに、あたしは笑顔で電話を切った。 そして、もう一度、あの日のメールを開く。 sub:一志です。 ――――――――――― メアド、変わってないかな? 試しに送ってみます。 美未、今日はあんなこと言ってごめん。 でも、きちんと考えて欲しい。もう一度、会いたい。