自ら苦しい思いをする白は
馬鹿で、でも素直で綺麗で
私の手の届かない所にいた

私が、背伸びして手を空高く伸ばしても
空気をかすめるだけ

それよりも、もっと高い所にいる白に
私は、1度でいいから触れてみたい

嗚呼、私はなんて愚かなんだ
そう思ったとしても
私の心に巻き付く頑丈な鎖は、私を解く事はないのに

私は、独りのままでいい

私が心を開いた時
それは、私の心が白に染まった時

そんな時は、来ないのだから

私は、独りでいい