ジリリリリリリ ピッ…

 トントントントン… コンコンコン

「てるちゃん、起きた?
起きてるなら下へいらっしゃい。
尽さんからお話があるそうよ。」

 トントントントン…

『…。』

先程の声の主は私の義母

獅子禮 レイラ-Reira Shishirai-
身長165㎝ 43歳
金髪蒼眼 アメリカとロシアのハーフ
胸の下まで伸びる髪を右サイドで1つに結っている

義母が下へ行ったのを確認した後、私は、着替えた

今は春休み期間中
5日後に始業式がある

私が通う高校の名は

"聖濂白蘭学園"-Seirenhakuran gakuen-

全国にたったの5つしか存在しない超名門学園のうちの1つ

その存在する5つの名門学園の中でも一際入試に合格するのが難しいのが私が通う高校

私はその高校に、首席で合格し入学した

入学してから1年経った今でも、成績は首位
そして、勿論内申に関しても怠りは無い