「後、2ヶ月です。樹里ちゃんの体はもう限界です。」





たまたま通りかかった診察室から聞こえた。





診察室から、ママが泣き声が聞こえた。










あいからわず泣き虫なママで困る。




きっと横でパパが、泣き虫ママの背中をさすってるだろう。





わたしは、余命2ヶ月だと言われても何も感じない。





病院生活が長すぎて、生きてる感じがしないからだと思う。




     ドンっ!!!!!!!




はァ?!





痛いんですけど・・・?




「痛っ!邪魔なんだよ!!」



何こいつ?!




「走ってきて、ぶつかって、何その態度?」


よし、言ってやった!!