フライヤーを指差しながら


「これ、そこの角曲がったとこだから来て♪
絶対後悔させないから!
ね!僕らの “アリスちゃん” ♡」


男の子はまた満面の笑みでにっこり笑った。
食い気味に言われたけど、
こっちとしてはそれどころじゃない。


「………って!!!!!
ぎゃー!もう行かなきゃ!!
((;゚Д゚))
やばい皆に怒られるっっ!!!
じゃあまた後でね “アリスちゃん” ☆」


パタパタパタと猛ダッシュで男の子は走って行った………。