「人前じゃなかったらいいんだ」
ぎく…そう来たか…
「そうじゃないけど。」
「今人誰もいないだろ」
辺りをキョロキョロしてみると確かに
「いない…」
「ったく。ま、諦めねーからな」
「…。ごめん。でもちゃんと理由があるから…」
「まさか。彼氏ができたとか!?」
切迫詰まったように肩に手を乗せて聞いてくる
びっくりしたけど首を振って
「できてないよ…できてたら言ってるし…。
じゃなくて、ちゃんとその人のこと好きになってから
その…なんて言うの。お付き合いしたいし…。安易におっけーしたくないの。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…