溺愛彼氏…?


「やだよ。今日も可愛い」

…。ほら、見えないでしょ

「チャイムなるから、席につかないと」

「あぁ!愛美ったら…」

抱きしめられている腕を下からくぐって、
脱出する

残念そうにしているが、本当に遅刻しそう

はぁ。私は彼女でもないのになんであんなことするかな

キーンコーンカーンコーン

「…セーフ」

…間に合った!!!

チラっと彼の方をみてみると、彼も間に合ったみたいだ。

彼とは同じクラスなのである。