「あ!愛美お姉ちゃん!!」 てててっと駆け寄ってギュと抱きしめている昨日の男の子。並木もぎゅっと抱きしめ返している 「またこんな暗い時間まで遊んで…。お母さんは?」 さっきまでとは違う優しい音色。優しい対応 「もうすぐ来るよ」 「そう。」 「愛美お姉ちゃん。この人は?」 俺の方を指さして尋ねている 「えっとこの人は…「いいよ。俺が言う。このお姉ちゃんと同じクラスの人だ」