ガラガラー 「おーい席つけー」 担任が教卓へと歩いている 「じゃ、頑張れよ」 ぽんと肩を叩いて自分の席へと戻っていった。 はぁ。どうやればいいんだ 「ぅ……しょう…翔!!」 ハッとなって前を向くと担任が呆れた顔でこっちをみている 「ったく…。聞いてないとはいい度胸だ。お前、学級委員決定な」 「はぁ?」