「ホント飽きねぇな、お前」 「どういたしまして‥‥!」 いつまで笑ってるんだろう。 散々人のことを笑っても足りないのか‥‥何故か彼はツボにハマったらしい。 「‥‥で、どうして私を連れてきたの?」 「‥‥ククッ‥‥その話、今すんの?」 「今するの!」 じゃないと、アンタの笑いがとまりそうにないからね。 すると彼は笑うのをやめ、「あー‥‥」と口を開いた。 「‥‥‥お前を連れてきた理由は、」 --ガラッ、 彼の話を遮るように、音楽準備室の扉が開けられた。