「そうだ、」


何かを思い出したレイはオレに声をかけてくる。



「行かねぇ」

「‥‥俺さぁ、まだ何も言ってねぇよ?むしろ名前も呼んでないからな?」


レイたん悲しい、と泣きマネをするけど、それがオレに通じるわけもなく。


‥‥ったく、レイの奴もしつこい。




「‥‥合コンなんて、行かねぇからな」

「えー‥‥バレたか」



永慈がいたら無敵なんだけどなぁ、とレイは何かをぶつぶつ呟いている。



「ユウリはもちろん強制参加だからな!きゃぴ」

「‥‥はぁ!?」


なんて2人がやり取りをしているなか、携帯にメッセージが入っていることに気が付いた。