家に、帰ってきて、リビングで私たち3人は泣きまくった。


何時間だろう。1時間くらいは泣いていたかな。

「腫瘍の決断、……ど、うするか?」

お父さんが、今日、決めなくてはならない決断について話してきた。

1時間くらい泣いたから、3人はようやく泣きやんだ。

「まず、1人ずつ取り除くか、除かないか、主張しようよ。」

りかが、そう言ったので、私もお父さんも、賛成し、腫瘍について思っていることを話す。