宙に込めた想い

私は、まず、泣きながら大輝くんに謝った。

夜ご飯を食べていたのをやめ、わざわざ病院に来てくれたから。

「いえ。俺は大丈夫ですが、莉々菜は大丈夫なんですか、?」

「莉々菜、意識が、な、くなっ、て、目を、覚まさないの……。」

私が、大輝くんに伝えた後、大輝の顔を見た。

驚いている。

だって、こんなことになる前、りなと一緒に勉強してたんだもんね。