俺は、こんな辛くて苦しいことが莉々菜に襲いかかったなんて、信じられなかった。

それは、俺だけじゃなく、おじさんや、おばさん、莉々香だって同じだろう。

信じられないのは当たり前だ。

莉々菜は、まだ意識をとり戻さないので、意識をとり戻すまで入院するらしい。


俺たちは、莉々菜を病院に残して、家に帰った。